小型上級車市場の幅広い顧客に対応することを基本方針とした。開発コンセプトは「堅気になろう三代目」。デザインは当時のアメリカ車の「ヨーロッパ調セミクラシック」に影響を受けており、単眼2灯式のシンプルなマスクから「ブタ目」の通称を持つ。先代まではボディタイプによって車両型式が異なったが、排ガス規制に伴い適合した規制内容によって型式が振られるようになったため、2/4ドアの違いなどは型式だけでは分からなくなった。ちなみに歴代のマークIIとしては唯一、DOHCエンジンが存在しないモデルとなった。また、この代から最上級グレード「グランデ」(Grande)が登場。マークIIとしては初めての3ナンバーとなる2,600ccの4Mを搭載したモデルもある(2600グランデ)。オート店で販売される姉妹車チェイサーが1977年に登場している。また、輸出仕様車であるクレシーダの登場もこの代からである。
トヨタ・クレシーダ 1979 LM | LM – Toyota Cressida
2563cc 直列6気筒 シングルターボ
397馬力 【4M-U】 5速 FR