QuickBMS の使い方

2020年12月27日アプリ・ツール,操作方法・チュートリアル

QuickBMSを使って、AssettoCorsaで車両MODの data.acd を data フォルダに展開したり
逆に data フォルダから data.acd を再構築したりする時のメモ

前提・環境

  • Windows 10
  • AssettoCorsa ver 1.16.3

ダウンロード

公式サイト QuickBMS から、以下の2つをダウンロード

  • quickbms本体
  • quickbms_scripts

quickbms本体 のダウンロード

  1. 「Compiled versions of QuickBMS」のあたりまでスクロール
  2. Windowsの場合は「current / latest (Win32), it’s the same link of the main download link」のリンクをクリック
  3. quickbms.zipがダウンロードされる。

quickbms_scripts のダウンロード

  1. 「Whole collection of scripts available on this page」のあたりまでスクロール
  2. 「quickbms_scripts.zip」のリンクをクリック
  3. quickbms_scripts.zipがダウンロードされる。

ファイルを展開

ダウンロードしたファイルを任意のフォルダに展開する。
今回はアセットコルサ本体がインストールされているフォルダ~\assettocorsaの直下にquickbmsとフォルダを作成してこの中に展開する。

quickbms本体 の展開

  1. インストールフォルダ~\assettocorsaを開く
  2. quickbmsとして新しくフォルダを作成
  3. ~\assettocorsa\quickbmsquickbms.zipを解凍した中身を移動

quickbms_scripts の展開

  1. ~\assettocorsa\quickbmsscriptsフォルダを作成
  2. . ~\assettocorsa\quickbms\scriptsquickbms_scripts.zipを解凍した中身を移動
  3. ~\assettocorsa\quickbms\scriptsの中から~\assettocorsa\quickbmsに以下2ファイルを移動
    • assetto_corsa_acd.bms
    • assetto_corsa_acd_rebuilder.bms
  4. 最終的に~\assettocorsa\quickbmsの中身はこんな感じ

以上で「QuickBMS」の準備は完了

data.acd の展開と再構築

data.acd の展開

AssettoCorsaで車両MODデータをカスタマイズするために、data.acdをdataフォルダに展開する方法

  1. ~\assettocorsa\quickbmsを開く
  2. quickbms.exeをダブルクリックして起動
  3. ツールが起動して以下の画面が表示され
  4. BMS スクリプトファイルの選択を要求されるのでassetto_corsa_acd.bmsを選択
  5. 以下の画面が表示され
  6. アーカイブファイル(data.acd)の選択を要求されるので、任意車両のdata.acdを選択
  7. 以下の画面が表示され
  8. データの出力先フォルダを聞かれるので、data.acdと並列にdataフォルダを作成して作成したdataフォルダを選択
  9. 以下の画面が表示されるので
  10. ENTERキーを押して終了
  11. dataフォルダ内にdata.acdに纏められていたデータが展開される
  12. 以上完了

これでAssettoCorsaのCAR MOD(車両データ)をカスタマイズする準備が整う。
あとはエンジンいじるなり、ターボ付けるなり、11000rmpまでキッチリ回るようにするなり、好きなようにやってくれ。

data.acd の再構築

AssettoCorsa車両MODデータのdataフォルダから、data.acdを再構築する方法。
data.acd を再構築したい車両データフォルダ内に、元データとなるdataフォルダがある事が前提。

  1. data.acd を再構築したい車両フォルダを開く
  2. data.acd という名前でファイルを新規作成
  3. ~\assettocorsa\quickbmsを開く
  4. quickbms.exeをダブルクリックして起動
  5. ツールが起動して以下の画面が表示され
  6. BMS スクリプトファイルの選択を要求されるのでassetto_corsa_acd_rebuilder.bmsを選択
  7. 以下の画面が表示され
  8. アーカイブファイル(data.acd)の選択を要求されるので、この手順の↑で新規作成した data.acd を選択
  9. 以下の画面が表示されるので
  10. data フォルダを選択
  11. 以下の画面が表示されるので
  12. ENTERキーを押して終了
  13. data フォルダの中に新しくフォルダが作成(たぶん車両フォルダ名)され、その中に data.acd.rebuilt が作成される
  14. data.acd.rebuilt を data.acd にリネーム
  15. リネームした data.acd を、この手順の最初に作成した data.acd に上書き
  16. data フォルダの中に作成されたフォルダ(たぶん車両フォルダ名)以下は不要なので削除
  17. 以上完了

これで data フォルダ以下のデータが無くてもゲーム上で車両が使えるようになっているはず
なので基本的には data フォルダ自体も削除してしまってOKだと思う

まぁこの辺は、やってる事がやってる事なのでオール自己責任でヨロシク。